2011年3月10日木曜日

最先端の数値解析

地盤工学会誌3月号が届きました。

「最先端の数値解析」といった興味を引く内容で、すぐに開けてみました。
まず目を引いたのが、冒頭の若井准教授の「無理して”結果”をあわせないこと」。思わずドキッとして呼んでいくと、なんとなく感じていたことが明確になりました。最後の「3.完全に合わなくて良い」が個人的に好きですね。甘く感じる章題に反し、「測に合う予測結果が得られる組み合わせが”全く”ないのかどうかが、個々の数値解析法の良否を判断する上で重要な材料となりうる。」と非常に厳しい正論を掲げられています。つい、契約金額と時間のバランスに逃げてしまいがちですが・・・反省ですね。

あとは同じ群馬大の「マルチコアに対応する浸透流解析・・・・」ですね。今日、偶然ですがソフト会社さん2社より電話をもらい、並列化やGPUコーディングの話をしたところでした。業界ではプチブームなのでしょうか。過去の資産を生かすには越えないといけない壁でしょうから、どの会社も取り組むべき課題なのでしょう。64bit対応と共に。
ちなみに、このMKL、手元にあるんですが並列化の内容を全く見ていませんでした。今後何かの役に立つかもしれません。明日、確認してみましょう。

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