2012年4月4日水曜日

2次元と3次元の狭間

今日もCivil3D + GEORAMA 2012 の続きです。

癖をつかんだこともあり、今日は一度も落ちませんでした。

ただ、細部で改良されたのか、モデリング時に見たことのないエラーダイアログが出てきました。このソフト、Getting Started (PDF)はあるのですがマニュアルがありません。そのため、何のエラーでどこを修正すれば良いのか調べようがないのです。サポートサイトのFAQにもありませんでしたが、大体はメモリの量や扱う地質の最大値を変更すれば良いので、そのあたりの数字を修正していると、動くようになりました。今回は、サウンディングの換算N値を0.2mピッチで大量に入れていたため、ボーリング付帯情報の上限に引っかかっていたようです。

安定して動くようになると、便利な「CAD」だなあと思うようになります。
地表面(地質平面図)、横断図、縦断図の地層・土層の交点が自動で表示されるため、測る必要もなく、その分布を考える作業に没頭できます。また、3次元のデータ(境界面)を作るのに、2次元(土層線)でコントロールできるのが直観的で良いですね。
時には、考えていなかった土層分布をPCに推定されることがあり、解釈すると、なるほどなあと納得させられることもありました。

先日、5mメッシュのLPデータが広範囲で公開されましたが、これは地表面として使い勝手が良いと思います。今まではこの地表面作成がネックでしたので、簡単に3次元とはいきませんでした。
今後は2次元縦横断のみ必要な場合でも(3次元モデルを作ることを目的とせず) GEORAMA を使用するかもしれません。2次元の図面作成を3次元でPCに補助・チェックさせる、そんな使い方が手軽にできるようになりましたので。


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