2012年5月16日水曜日

伝わらない説明

 河川敷の縦断占用について話していました。

個人的に、感覚として短いものなら許可されるのではないか(具体的に何mまでかは分かりません。)、高水敷は厳格で河床は何も言われない(許可されやすい)のではないかと思っていました。 結局、知らない者同士が話しても結論は出ませんでした。

 その後、例の部長様よりメールが。
「堤防の法の延長より浅ければOK、深ければOUT」
河川技術者に聞かれたようです。しかし部長様の説明の仕方が悪かったのでしょう。全く伝わっていませんでした(私も偶然その技術者に同じ内容を確認していたのですが、部長様の問い合わせとは(そのメールの話をするまで)全く別件だと思われていました。)
 部長様、それ、ただの2Hルールですから。と思いつつ、タイミングが悪いと怒りだすので、まだ言っていません。 ま、そのうち気付くでしょう。
 
 また、部長様がある解析結果の印象的な部分のみを覚えていらっしゃったのでしょう。 ある主張をマンガを描きながら説明されていました。解析結果はそうなっていなかったのと、そのマンガが下手なので皆分からない様子。いらつきながらの主張。自分しか分からない伝わらない説明。私もいらつきながらの質問。それでヒートアップ。最後は何言ってるんだ!と言い出してました(小声で)。
 もっとよく読んで理解して下さい。海水の影響は上側にも出るとなっています。河床で濃度固定した密度流の結果も出ています。と思いつつ、何か言うと面倒なので黙ってました(私は幸い担当ではありませんので)。 ま、そのうち気付くでしょう。

 説明は難しいです。
相手の反応を良く見ておかないと、伝わりません。多人数だともっと難しい。数年前は毎月1~2回、20人程度の前で説明を行い、お客様に叱られてばかりの時期がありました。そのつらい思い(今では良い経験だったと思っています)を抜け出すために珍しく専門書以外のプレゼンの本などを読んだりしました。

 まあ、理解してもらえないことを相手の責任にするようになると、歳と言うことでしょう。 そうならないよう気をつけましょう。



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