2012年5月10日木曜日

Kunijiban の精度

読み込んだ Kunijiban のボーリング位置をチェックしました。
http://www.kunijiban.pwri.go.jp/jp/

位置は地図で緯度・経度を読んでいたり、BL変換で算出していたり、GPS を利用したり様々でしょうが、基本、ずれていると思います。程度は分かりませんが。
そこで、ボーリングデータベースを扱っている後輩に、Kunijiban の精度について、なにか情報はないか聞いてみました。
精度については分かりませんでしたが、どうやら昔、CSV などで提出していたデータをXMLに変換し、登録しいるようです。そういえば、JACIC?でしたか、どこかにFD 提出していましたね。あの頃は2万5千図で読んでいたような気がします。昔のボーリング位置はその程度の精度だと考えれば良いのでしょうね。source は全地連↓
http://www.geocenter.jp/sikaku/docs/geoinfo120329.pdf

アナログのボーリングデータ(100本もありました)を照らし合わせてみると、35本はKunijibanに入力されていました。詳細な位置図をCAD上で張り付けて位置を確認すると、やはりずれています。しかも想像以上に。一番誤差の小さいもので20m、大きいもので200mずれていました(これは緯度経度の読み間違いでしょうね)。しかも、1本は誤ったデータが登録されていました。
結局、全ての位置をCAD上で修正しました。
 
Kunijiban とアナログデータの照合、位置修正、岩盤まで到達しているアナログデータの入力、岩盤サーフェスの作成といった、昨日のリカバリー +αで1日終わりました。アナログデータがないものは、位置の確認ができないため、利用するのが怖いですね。玉石混合のデータベースは使い道に迷います。ま、データを手打ちする必要がなかっただけでも良しとしましょう。


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