2012年8月15日水曜日

地質図とCAD

踏査結果を土木地質図にまとめていました。

当然、CADで作成していたのですが、個人的には苦手な部類。手書きが好きです。線の太さ、強弱や塗りつぶしの範囲など自由に表現できます。しかも、早い。地質屋さんの土木地質図は露頭スケッチの延長ですからね。

でも、今はほぼ100%CADです。計画が変わっても、直しがききますし、モデルを作るのに必要ですから。
ガリーや沢を入れたら、その周りに連続する崖を、しかも鳥瞰図風に入れてくれる機能ってないのでしょうか?明瞭なところは太く、だんだん細くするとか、1クリックで露頭の形状を表現できるとか。その様な機能を搭載した地質屋のCAD、欲しいですね。売れないでしょうけど。


一通り作業をしてデータを整理していると、私が入社した頃に土木地質図の書き方を教えて下さった方の地質図が出てきました。やはり表現が上手です。思わず見入ってしまいます。山のイメージができるのです。
それに比べ、今日描いた図面は幼稚園児のお絵描きの様です。手を抜いたわけではないのですが、CADでできない表現を省いてしまうのですよね。で、結果、表現が簡素になる。

ちょとツールにハマりすぎですね。何をしていたんだか。もう一度、表現を考えましょう。

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