2013年6月22日土曜日

ボクセルメッシュ

先月、ひたすら メッシング作業でした。

最初は Civil3D 2013 でソリッドを切っていたのですが、モデルが大きすぎるのか、完成したデータをうまく SoilPlus 2013 に持って行けません。

仕方ないので SoilPlus 側でソリッドを切ろうとしたのですが、まったく切れません。以前もココで苦労していたのですが、Ver.UP しても改善されていませんでした。Civil3D や FEMAP Ver.10と同じブーリアン演算のはずですが、SoilPlus は特化してダメですね。切れてもCADと補間方法が異なり、しかも、その手法を制御できないので、必ず地層面がズレる。しかも、その後のメッシングがまた一苦労。

ということで、FEMAP に切り替え。

しかし、FEMAP でも駄目。ソリッドは難なく読み込めます。が、うまくメッシングできません。CAD 上では10m メッシュの 制御点を有するサーフェスで切っていたため、それが制約となりうまくメッシュが切れないのです。Ver.11ではその小さな10m四方のサーフェスをつなぎ合わせることができるそうですが、持っていませんので仕方ありません。

で、FEMAP 側でソリッドを切ることに。

しかし、こちらもダメ。途中まではうまくいきますが、切っていくうちに一部で面のリンクが外れます。惜しいところまでは行くのですけど、もう一歩。
スプラインのような局面を切ると、そこで新しい制御点ができるので、対面との形状の整合性が取れなくなるのでしょうね。ま、それが原因であれば、地層のような制御点で曲面を作成しているソリッドのモデル化はどのソフトでも困難ということになりますが。


ただ、今回 FEMAP をヘビーに使ってみて、その長所と短所がよくわかりました。 
[ソリッド]-[交差] と、[メッシュ]-[メッシュ コントロール]-[ソリッド上のサイズ]はかなり優秀。サーフェイスを自動で同じ形状に整え、リンクしてくれます。これは便利!


結局、モデルは SoilPlus でボクセルメッシュを作成し、GEORAMA で属性を流し込むという、以前の手法を採用。暇な時期でしたので、2週間くらい悩んで、手を動かす、そして仕事が入りだして1日で完成させたという顛末。うーん、微妙。


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