2013年12月22日日曜日

Autodesk Geotechnical Module

地質を3次元で可視化する場合、その根拠となるボーリングも同時に表示します。

表現手法は様々ですが、個人的には MVS のように、シリンダーに球がつく表現法が好きです。球は濃度、N値、透水係数など目的によって変えますが、基本的にはスカラーの表現です。

GEORAMA のような簡易柱状図表示は、見る方向が限定されますし、細かいN値などが読めなくなるので、あまり好きではありません。
そのため、今回、MVSを使わずに infraworks へデータを持っていくには、どのような形にすれば見栄えがよいか?と考えていました。

思い付いたのが Geotechnical Module。以前、GEORAMAの洗礼が嫌になり、一度触ってみたことがあるのですが、使用法がよくわからなかったので放り投げていました。
今回、ヘルプを読んでみますと、そのコンセプトは GEORAMA と同じでした。ボーリングから地層のサーフェス作成、およびそれらのデータ管理といった内容です。操作法は動画でも詳しく説明されています。
http://kbs.keynetix.com/category/term/488/488

無償ですので、機能は GEORAMA に勝てません。ボーリングの地層境界を直線で結んでTINを作るといった簡易的な面の作成はできますが、複雑な形状は手間がかかりそうです。が、柱状図は地質による色分けシリンダーになっています。これがSolidであれば問題なく infraworks に移行できそうです。

これを確認しようと、csv を読み込むまで実施しましたが、そこでやめました。データサーバーとライセンスマネージャーを別途インストールする必要があったのです(最後まで ヘルプを読んでからやればよかったのですが)。

とりあえず、今日はここまで。別の方法がなければ続きを行いましょう。

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2013.12.28追記
結局、MVS でボーリングを表示してしまいました。
来年、Infraworks を触る場合には、MVS から CAD データに書き出しましょう。


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