2014年1月7日火曜日

西之島と WebGL

国土地理院のHPへ、西之島付近の情報を見に行きました。

で、驚きました。
http://www.gsi.go.jp/gyoumu/gyoumu41000.html
http://saigai.gsi.go.jp/2/20131120nishinoshima/nishinoshima_3d/20131217nishinoshima_all.html

WebGL だそうです。知りませんでした。対応ブラウザーで見る必要はありますが、3D モデルが一気に身近になったように思います。国がこんなことをしているとは、衝撃でしたね。
標高に写真を貼っているだけなので、ココまでなら多くのソフトで対応できそうです。が、モデルをWebGL に書き出せるのは知りません。何を使われているのでしょう?


3D モデルを作った際、どうやってお客様に見せるか?データをどの形式で渡すか?ということが気にかかります。昔は VRML で渡し、ブラウザーにプラグインを組み込んで見ていただいていました。あるいは動画にして渡していました。VRML が廃れてからは、ソフト固有のデータと Viewer を一緒に渡している方が多いのではないでしょうか? 3D PDF で渡している方もいらっしゃいますね。
ですが、この WebGL であればデータを渡す必要もなく、プラグインを組み込んでもらう必要もない。お客様にとって、ハードルがなくなったも同然ではないでしょうか?

最近では、クラウドベースで似たようなサービスがあります。
今日も、他支店の方より復興計画の CG を web ベースで見せていただきました。Infraworks からパブリッシュされたようです。これであれば限られたメンバーだけにブラウザー経由で見ていただくことができます。数年前、Autodesk Labs で WebGL ベースのツールが公開されていましたが、それがこの技術に生かされているのかもしれません。
Autodesk Infraworks 360
http://www.autodesk.co.jp/products/infraworks-360/overview


クラウド、Web 経由で 3D モデルを共有、閲覧という流れは見る側にとって好都合です。これからの主流になるかもしれません。

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