2014年2月23日日曜日

繰り返し三軸強度比の補正

地盤工学会「地盤工学実務シリーズ13 地盤・基礎構造物の耐震設計」は13年前の図書です。
主に各構造物に対する耐震設計法の概要が紹介されています。各設計基準は既に更新されていますが、考え方を追って行くには良い本かと思います。以降、気になった個所の備忘録です。


・動的せん断強度比の補正
昨日の「不規則波(地震波)と、正弦波20波の相違について」と同じ説明が載っています。
http://phreeqc.blogspot.jp/2014/02/fl.html
こちらの方が分かりやすいと思います。

道路橋(p192-194)
RLは正規化N値から推定です。粒度の影響は正規化N値の補正で対応です。それに地震波の不規則性の補正を行います。

港湾(p420)
等方圧密とK0圧密の補正、地震波の特性(多方向、不規則性)の補正が考慮されています。
ちなみにLのτは地震応答解析結果の時刻歴となっています。


昨日も書きましたが、動的せん断強度比、液状化強度比、etc.、どれが一番メジャーな呼び方なのでしょうか?なぜ統一されていないのでしょうね。まさか、扱う構造物や分野によって違うとか?どうなのでしょう。

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