2015年2月7日土曜日

手書きコンター

例の部長様が大暴れ。

期日もお金もないのに、「この図が必要!」ということで、後輩を困らせていました。
話を聞いたところ、とても間に合いそうにない作業。
結局、自分の仕事を止めて、8人がかりでその作業を分担しました。

部長様が欲しかった図は差分コンター図。ある面と面の差分を、コンターで表したいとのことでした。
私が入った時には、差分をとる元のコンターが手書き & CADトレースで準備済み、といった状態。ま、これはこれで良し!などと思っていたのですが、いざ作業し始めると、不都合な点が山ほど出てきました。手書きの精度が部長様の要求に対し甘すぎる、実測値の見落としがあるなど。

結局、Civil3D やSurfer を作ってサーフェス化→グリッド化→減算→コンター図化→DXFに掃き出し→8人がかりで実測値を基に修正、といった流れにしました。最初から実測値を利用してグリッド化しておけば多くの手間も省けたのですが。

己に技術がある(この程度のことは技術と言えませんが)、あるいは容易にできる人を知っている、というのであれば良いのですが、できないのにやりたい、時間がないのに妥協しない、最適解が分からないのに誤った方向へ手を出す、他人の仕事は止めても自分は作業しない、というのは困ったものです。


そういえば、「できます」というので3日前にお願いしていた仕事、今晩になって「なかなか進みません」と泣きが入りました。できない、やり方を知らないのであれば、最初に伝えてほしいですよね。
結局、私のところに戻ってきました。2時間半あれば完成するデータだったのですが。ま、3日間頑張ろうと努力するのは良いことですけど。


私も、他の方の邪魔にならないよう、心がけましょう。



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