2016年7月23日土曜日

熱中症対策

梅雨が明けた?と思ったら、8月のお盆前まで出張決定。

夏が来た途端に、毎日外歩き!?と思いつつ、準備のため近くの店に買い出しに。
そこで見つけたのが空調服。昨年から現場で見かけていましたが、試着できる店は初めてだったので、着させて頂きました。

まずはマキタのファンジャケット。
良いですね。涼しい。腰から背中を中心に風を感じます。汗が引きます。腕はさすがに風の通りは弱いですね。バッテリーが少し重いですが、なかなか良いと思います。バッテリーチャージャーはあるので、ファンジャケット、バッテリーホルダー、バッテリー1個で\25,800也。

次はSUN-Sの空調服。
うん、これも涼しい。若干、こちらの方の風通りが良いように感じますが、大差なしです。バッテリーが小さく内ポケットに入る仕様ですが、稼働時間はコチラの方が短い。充電に必要な時間も5時間。お店の方によれば、バッテリーを2個買って帰る方もいらっしゃるようです。ブルゾン・ファンユニット・バッテリーセットで\21,500也。

最初なので、相対的に安くて軽い方(と言っても高くて重いのですが)「空調服」を購入。

最初の充電は4時間くらいでした。早速、ファンをブルゾンに取り付けてみました。マキタのファンはジッパーで着脱容易でしたが、空調服はイマイチ。時間がかかります。コードが長く、取り回しもイマイチ。これ、朝に付けるのは面倒ですね。やはり、洗い替えが必要でしょうか。
山に入るとファンに枝が刺さって壊れそうなので、不織布を切って輪ゴムでとめ、カバーにしました。うーん、取り付けにくい。マキタの方がよかったか。


現場では、WBGT値の掲示で作業員に熱中症の注意を促すケースがあります。が、これ、ほとんど役に立ちません。
現場に掲示することで元請側の安全管理責任を果たしている雰囲気が出ます。一方、下請(あるいは元請の社員)は以下の様なロジックで物を考えているのではないでしょうか?
・WBGT値高い>休憩をこまめにとる>出来高が稼げない、進捗が遅れる>怒られる、稼ぎ減る。>暑くてもがんばろう。

これが、以下のようになれば、解決に一歩近づくのでは?と思いますが、なかなかでしょう。
・WBGT値に応じ、作業時間50分で休憩時間10分など、元請が時間・工程について管理する。その指示に基づいた下請の進捗遅れ分の賃金を施主・元請が合意・保証する。要は夏単価の作成・採用です。

暑くても頑張っていつも通りの進捗を、という方向の考え方は危険です。が、施主側の単価が変わらない以上、現段階では自衛するしかないと思います。

空調服、どの程度活躍するか。使用結果は盆前に。

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