2017年9月13日水曜日

VisualSPHysics

DualSPHysics の miner update が夏ごろ、と記憶していたのですが、一向に上がりません。

記憶違いだったか?などと思いながらHPを見ていて気付きました。
VisualSPHysics が公開されています!!!(ついでにGUIも!)
http://visual.sphysics.org/

Blender のアドオンで、結果の取り込みができるようになったとのこと。期待していた機能です。

早速チュートリアルを、と思ってページを追いかけると、まだ準備中。11月のワークショップ向けて準備されているのかもしれません。

それでも簡単な使い方は掲載されていますので、試してみることに。
http://visual.sphysics.org/wiki/doku.php?id=how_to_use_visualsphysics
Windows 版はバイナリが配布されていますので、DL した ZIP を Blender から指定するだけです。これでアドオンとして認識されます。
計算結果の取り込みは、VTKを一つ指定するだけ。タイムステップの最初と最後は自動で認識してくれます。取り込む際に以下の項目を設定するように書かれていますが、Blender が何を欲しているのかわかりません。素人ですので。
  • Object Type select Fluid Object for fluid isosurfaces and Other Object for floating or static objects.
  • Smooth Shading enable or disable the smooth shading.
  • Validate Mesh enable it if you detect artifacts on the fluid surface.
  • Transfer UV Maps enable it if you use textures for the floating objects.
オブジェクトとして取り込んだ後は、適当にマテリアルを触って動画にするだけ。情報は web 上にあふれていますので、すぐに手順はつかめました(私の環境だと動画にする際になぜか落ちますが)。

結果がこちら。8番目のサンプルの計算結果を動画にしたものです(画質は落としています)。



うーん。
レンダリング時に飛沫まで描いてくれたらラッキーなどと思っていたのですが、甘くないですね。指定した最低限のことを忠実に返してくれました。
Blender に慣れていないと、光と影のつけ方、水の透明感や反射など、細かな設定はできないですね。というか CG に関して素人なので、どのパラメータが何に影響して、どこをどの程度触ればよい、などといった基礎知識・ノウハウ共に有していません。素人には手に負えない分野です。

Max に書き出せば、CG部門の先輩に頼めるかな?と思いましたが、エラーで書き出せませんでした。やはり Blender を勉強しないと、そこそこの CG はできないようです。
うーん、ひとまず保留。

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20170918追記
泡沫をつけました。
https://phreeqc.blogspot.jp/2017/09/adding-foam-in-blender.html

VisualSPHysics のチュートは、昨年のワークショップの PDF に入ってますね。私が公開を見逃していただけかもしれません。
http://dual.sphysics.org/2ndusersworkshop/2016/Crespo_PPT_2ndUsersWorshop_POST_2PDF.pdf

20171001追記
関連文献を読みました。DualSPHysics の結果(形状)に応じて粒子(泡や飛沫)をBlender内で発生させ、動画にされています。python で制御するか、開発中?の"DualSPHysics foam Simulation" を待たないと、Youtubeにアップされているような動画は作れないようです。

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